CPQとは?
CPQは「Configure Price Quote」の頭文字を取ったもので、製品やサービスの構成仕様を決定(Configure)し、価格設定(Price)をして、見積作成(Quote) を行う一連のプロセスをサポートするサービスプラットホームです。
「Configure」(構成)
主に見積を作成する際の製品選択やオプション選択などを容易に行う機能
「Price」(価格)
値引きや承認など、多様なルールを適用して正確な製品価格を提示するための機能
「Quote」(見積)
一連の作業にもとづき、見積書や契約書を作成し、かつそれを適切に管理するための機能
CPQ導入のメリット
CPQを導入すると、企業は下記のようなメリットがあります。
1: 見積をすばやく、正確に作成する
複雑な構成でも正確な見積を専門家の手を借りる事なく素早く作成。セールスサイクルの大幅な短縮を実現します。ユーザーが無効な組み合わせを入力することを防ぎ、エラーも減少します。
2: だれもが製品のエキスパートになれる
ガイデッド・セリングというガイダンス機能が充実しており、ガイダンスに沿って要件を入力するだけで推奨の構成をシステムが提示してくれます。技術に詳しくない営業の方でも一人で見積作成が可能です。多様なオプションの有無もルール化してシステムに組み込むため、製品のエキスパートのようにクロスセル・アップセルも可能になります。
3:ビジネス拡大、利益率の向上
チャネル(ユーザー・代理店・社内営業等)ごとに異なる価格・構成・オプションを管理できるため、チャネルごとの自動価格設定、代替商品の決定が簡単にでき、ビジネスを拡大できます。複雑な価格設定モデルや値引きプロセスを自動化できるため、マージンもしっかり確保できます。ボリュームディスカウント、特別プロモーション、その他のインセンティブを設定して、売上を伸ばすことも可能です。
Cincom CPQの機能
Cincom CPQとは、複雑な製品・サービスの販売プロセス(仕様決定・価格決定・見積書・提案書の作成)を劇的に改善するソリューションです。 お客様のニーズに応じてカスタマイズや多数のオプション選択があり、見積業務に設計・製造の知識を必要とされる業態の場合に特に効果大です。
Cincom Solution Configurator(GURU)
①ルールビルダーはビジネスルール管理システム(BRMS)であり、簡単でグラフィカルなルールエディタを使用して、営業活動上での複雑な販売ルールや計算ロジックなどの知識を取込み、複雑な意思決定や業務手順などのワークフローをプログラムレスでモデル化します
②アプリケーションビルダーは、ルールビルダーで作成された業務ルールや製品構成ルールをコンパイル無しで即座にアプリケーション化します
Cincom Document Generator
GURUの結果や各種DBと連携して文書作成・管理をします
Cincom Sales Portal
CRM(顧客管理システム)の機能を実装したカスタマイズ可能なWebシステムで、Cincom GURUとシームレスに連携します。いまお使いのSFDCや各社のCRMを廉価にリプレイスすることが可能です。
CPQソリューションの
選び方
適切なCPQソリューションの選択は、単なる技術的な決定を超えた戦略的投資です。スピード、正確性、収益性への投資と言えるでしょう。ここでは、理想的なCPQ製品を選択する5つのポイントをご紹介します。
ポイント1:メンテナンス性
CPQソリューションを選ぶうえでメンテナンスのしやすさというのは大きなポイントになると思います。現在検討中のソリューションは、マスタ構築やルールの修正など貴社の運用方針にあったやり方が選択できますか?
ポイント2:柔軟性
変化するビジネスニーズに適応できるよう、柔軟性のあるソフトを選びましょう。そうすることで、ソフトウェアがすぐに陳腐化してしまい、時間とコストのかかる新しいソリューションに切り替えなければならなくなることがなくなります。要件に応じて柔軟にカスタマイズが可能かどうかも確認すべきポイントです。
ポイント3:拡張性
さらに、CPQソフトウェアが提供する統合機能を検討する必要があります。CRMやERPソリューションなど、他のシステムを使用している場合、CPQソフトウェアがそれらとシームレスに統合できることを確認する必要があります。これにより社内の情報を一元化でき、ビジネスプロセスを合理化し効率性を向上させることができます。
ポイント4:適切なCPQベンダー
検討中のベンダーは十分な実績を持っていますか?
ソフトウェアベンダーが提供するカスタマーサポートのレベルを考慮することも不可欠です。年中無休のサポートを提供しているか?電話、Eメール、チャットで連絡が取れるか?業務に支障が出ないよう、必要なときに必要なサポートを受けられるようにしておく必要があります。
ポイント5:複雑性への対応
ほとんどの自社開発のコンフィギュレーターは、複雑な製品に含まれる何十万通りものコンフィギュレーションに対応できません。その結果案件を失注し売上を損ないます。Cincom CPQ™のルールベースエンジンの自動化により、何千もの変数が利用可能で、どれだけ複雑なコンフィグレーションであっても扱うことができます。
CPQ導入事例
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Siemens Energy and Automation は、カスタム仕様の産業用モーターの提案書作成業務の自動化と自社でのメンテナンスをCincom CPQで実現しています。以前は4~6週間かかっていた提案に要する時間を、技術者が持っていた知識を獲得しシステムに実装する事によって、約1時間程度で提出できる劇的な改善が見られました。
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ブラザー工業株式会社は、営業(SFDC見積)と製造(SAP)システムが分断しており、業務負荷やリードタイムが大きいなどの課題を抱えていました。Cincom CPQ導入後は、SFDCとSAPの連携が実現し、営業と製造のシームレスな連携が実現しました。また運用しやすい見積部品表が確立しマスタのメンテナンスがしやすくなったほか、見積書の正確性も向上しました。
事例の詳細な内容は、下記の資料をダウンロードしてご覧ください。