Carrier社、Cincom CPQ™の導入で見積ミスを50%削減!

carrier

今回ご紹介するのは、業務用冷凍システムのグローバル大手サプライヤーのCarrier社の事例です。Cincom CPQ™の導入により、見積ミスを50%削減し、見積ミスによる損失を年間約25万ユーロ削減することに成功しました。

導入の背景:

1991年に設立されたChief社は、その高品質なサービスにより、すぐにフランスを代表する保冷庫のサプライヤーとなりました。1998年にリンデグループと合併したChief社は、フランスの大手小売グループ(カルフール、ルクレール、オーシャン、インターマルシェなど)の国内外からの要望に応えています。

2004年、ChiefCarrier Refrigerationとなり、Linde Froideを含むUTCグループ(United Technologies Corporation)の一員であるCarrierの子会社となりました。同社の業務の複雑さと顧客の要求の特殊性を考慮し、Carrier RefrigerationCincom CPQの導入を決定しました。

インタビュー:

Carrier社のマーケティングディレクター、ITマネージャー、マネジメントコントローラーの方々にお話を伺いました。Cincom CPQが社内の収益性を向上させながら日々の見積管理に役立っていることをご説明いただきました。

 

―見積管理を改善する必要があると感じた理由は何ですか?

 

マーケティングディレクター:

保冷庫は、小売店特有のニーズに対応するため、受注生産されます。各小売チェーンには、冷蔵や換気、照明や色の選択に関する独自の要件があります。そしてもちろん、サイズの制約や店内のどこに配置するかも考慮する必要があります。このような細かい点は、店舗ごとに変わってきます。また、必要な冷気の種類によって、レギュレーターなど特定の要素を選択する必要があります。私たちは6つの製品レンジを持ち、それぞれが数千のバリエーションで構成されています。つまり、数十万通りの組み合わせが可能なのです。

保冷庫は11台仕様が違います。そのため、生産を標準化することができないのです。Cincom CPQのようなソリューションがあれば、すべてのルールを管理し、迅速に見積を作成できるので、競争の激しい市場で競争力を維持するためにCincom CPQが必要だと思いました。

 

Cincom CPQの導入でどのようなメリットがあるのでしょうか?

 

マネジメントコントローラー:

Cincom CPQは、幅広い製品選択肢の中から、最適なものを選択することができます。正確なマージンを算出した上で正確な見積書を提供します。

その柔軟性により、工場の受注処理システムとグラフィックディスプレイのシステムとの間で透明性の高いコミュニケーションが出来るため、我々が最終製品を把握する事が可能です。

ITマネージャー:

Cincomのテクノロジーを使えば、データの更新が簡単にできます。例えば、新しいフィールドを作成するのに30秒しかかかりません。しかも、スクロールダウンメニューはとても使いやすいので、特別なトレーニングは必要ありません。

マーケティングディレクター:

市場シェアを拡大できるのは、私たちのカスタマーサービスによるものです。同業の競合他社が8週間かかるところを、私たちは5週間以内に納品することができます。これは大きな競争力であり、Cincomのコンフィギュレーターが貢献しているのです。

 

―具体的にどのようなメリットを得られたのでしょうか?

 

マネジメントコントローラー:

見積ミスを50%削減しました。このミスを減らすことで、結果的に年間約25万ユーロの節約になりました。

マーケティングディレクター:

Cincomのソリューションを使って見積を作成するようになってから、見積にかかる時間も50%削減できました。

 

Carrier 1212Refrigerationの製品レンジを更新するのは、ルーティンで大変な仕事です。Cincom CPQはどのようにそれを容易にしたのでしょうか?

 

IT マネージャー:

多言語対応キットは、見積の言語の数に関係なく、製品ごとに1つのモジュールの適用で済むので、時間を大幅に節約することができます。以前は、製品群をすべて変更する場合、翻訳に費やす時間を除いて、英語のページを再作成するのに7営業日必要でした。それが今では、30秒もかからずに完了します。

すべての言語が同時に更新されることで、誰もが同じ情報にリアルタイムでアクセスできるようになりました。つまり、ミスが少なくなり、収益への悪い影響も少なくなります。ミス修正の時間がなくなり、以前に比べて余った時間は、より収益性の高い有意義な使い方ができます。

ウィズコロナ時代の営業プロセス改革

シンコムについて:

1968年以来、Cincomのソフトウェアとサービスは、世界中の何千ものクライアントの複雑なビジネスプロセスの管理の簡素化を支援してきました。

Cincomは、BMWBoeingPenn State UniversitySiemensTranなど、世界6大陸で数千もの顧客にサービスを提供しています。

事例まとめ:

システム導入目標:

  • 受注から入金までのプロセスを自動化すること
  • 製品構成のミスを減らすこと
  • 提案書作成にかかる時間を大幅に短縮すること

導入前課題:

  • 研究部門のすべての要求が網羅される事(技術的要件、地理的要件、法的要件)
  •  迅速な解決策と正式な価格体系を提示すること
  • 営業担当者が真の付加価値や顧客志向の活動にもっと集中できるようにすること
  • 取扱製品の重要な修正を迅速にアップデートしメンテナンスすること

導入したソリューション:

Cincom CPQ

  • Guided Selling and Product Configurator Software
  • Quotation and Proposal Management

主な成果:

  • 見積時間を50%短縮
  • 受注ミスを50%削減し、年間25万ユーロのコスト削減を実現
  • 製品ラインが変わるたびに7日間の作業時間を短縮
  • 月次更新の作業時間が6日から4日に短縮(年間1カ月分の作業日数に相当)

"見積ミスによる損失を50%削減し、年間約25万ユーロの節約に成功しました"

Carrier Refrigeration社 マネジメントコントローラー

 

導入事例:ヘルマー社


「CPQ」の最新記事

Carrier社、Cincom CPQ™の導入で見積ミスを50%削減!