Webサイトに求められる営業支援ツール

Webサイトに求められる営業支援ツール

Webサイトを営業支援ツールとして機能させるには、Webサイトを構築して記事を公開するだけでは不十分です。ターゲットとなる企業像を定めてから、そこに向けて効率良くマーケティングを展開しなければなりません。

そこで、今回はWebサイトを営業支援ツールとして活用するために必要なツールをいくつか紹介します。無料で使えるものが多いので、営業支援型Webサイトを目指しているならばぜひ活用してみましょう。

Webサイトを作るためのツール

もしも企業Webサイトで無料のブログサービスを使用しているのであれば、即座に自社独自のWebサイトを構築すべきです。無料ブログサービスは無料の枠を出ないので、Webサイト分析ができなかったり無料広告が出現したりと、ビジネスとしてWebサイトを活用するにはあまりに不向きです。

幸いにも、無料でWebサイトを構築できるツールは数多く存在します。中でも代表的なのは「WordPress」でしょう。無料のWebサイト構築ツールとして世界的に使用されており、世界中のWebサイトの約4分の1はWordPressで構築されているといいます。

参考:KMCreate「世界と日本で 有名な CMS シェア と特徴を比較

ただし、WordPressでWebサイトを構築するためには初級レベルの関連知識が必要です。現在ではWordPressに関する解説本も多く出版されているので、丸1日勉強すれば簡単なWebサイトなら構築できます。

デザイン性を求めるのであれば、中級レベル以上の知識をスキルを身に付けるか、Webサイト制作会社へ依頼することをおすすめします。

Webサイトを分析するためのツール

Webサイトというのは作って終わりではなく、その後の運用が何よりも大切です。ターゲットが望むような記事を公開し、効率良く集客したり、Webサイトの人気度などによって戦略を練ったりと、作成後の方が実はやることが多かったりします。

そこで重要なものがWebサイトを分析するためのツールです。Webサイトにどれだけの人が集まっているのか、どの記事がより多く読まれているのか、反対にどの記事が読まれていないのかなど、Webサイトに関する様々な情報を収集し、分析します。

こうした分析を行うことで、Webサイトの現状を知り、それに応じた戦略を立てるのです。

Webサイト分析のツールとして最も有名なのが「Google Analytics」です。検索エンジンサービスの大手Googleによって開発された、Webサイト分析に特化したこの無料ツールは、世界中のマーケターが活用しています。

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Google Analyticsを使用するには、まず専用アカウントを作成し、トラッキングコードと呼ばれる短いコードを各Webページに組み込みます。先述したWordPressで構築したWebサイトなら、基本コードをテンプレート化してすべてのWebページに反映できるので、ページごとにトラッキングコードを埋め込む必要はありません。

分析できるのはWebサイトやWebページごとの閲覧数、訪問者数、離脱率、ユーザーが使用しているデバイスなど実に多岐に渡ります。それらの情報分析を行い、Webサイトの弱点を見つけて強化したり、逆に強みを見つけて他の部分に活かすといった戦略を実践していきます。

Webサイトの健康状態を知るためのツール

皆さんはWebページがなかなか表示されずにイライラした経験はありませんか?そうした経験がある方は、同じWebサイトをそれ以降利用したかどうかを思い出してみてください。恐らく、50%以上の確率で利用していない方が多いでしょう。

実は、Webページの表示速度が1秒遅くなると閲覧数が10%以上低下するという調査結果があるほど、快適に使用できるWebサイトというのは大切です。しかし、Webサイトの表示速度を手動で逐一確認していては、本来業務が手につかなくなってしまうでしょう。

そこで、「Google Search Console」というツールを使用してみてください。

Google Search Consoleはアカウントを作成するだけで、検索結果へのWebサイト表示を妨げるエラーや問題についての報告を受け取れます。そこから問題を分析すれば、快適なWebサイトを維持し、ユーザーに何度も訪問してもえるチャンスが増えるでしょう。

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トレンドを知るためのツール

Webサイトを営業支援ツールとして機能させるためには、最新のトレンドにアンテナを張り、ターゲットが何を求めているかを常に把握することが大切です。例えばソフトウェア制作会社なら、「ソフトウェア」という検索キーワードに合わせて何が一番検索されているのかを知ることで、見込み客となり得るターゲットが何を求めているかを知るきっかけができます。

こうしたトレンド把握を実現するツールが「Google Adword」のキーワードプランナー機能と、Googleトレンドというツールです。

前者はGoogle検索結果画面にリスティング広告を表示するためのサービスです。ただし、アカウント作成とキーワードプランナー機能を使用するのは無料なので、コストをかけずに活用できます。このツールを活用すると、直近でどのようなキーワードを検索されているのかを、リアルタイムで知ることができます。

Googleトレンドは検索キーワードがどれくらいの人に検索されているかを知るためのツールです。これら2つのツールを活用し、ターゲットがどのようなことに興味を抱いているか、分析してみましょう。

競合調査に使えるツール

競合他社のWebサイトにどれくらいの訪問者数があるか、どんな検索キーワードからユーザーが流入しているか、気になる方も多いでしょう。本来ならば競合他社のWebサイトにWeb分析ツールを組み込み、調査することは不可能です。

しかし、100%の制度ではないにしろ限りなくそれに近い精度で競合分析できるツールはあります。それが「SimilarWeb」というツールです。

イスラエル発のこのツールは、あらゆるWebサイトの訪問者数や検索キーワードを知れ、競合分析に活用できます。他社の強みを知ることで、自社の強みとしたり弱点を強化するのも大切なことです。

営業支援型Webサイトのレベルを高めるためにも、ぜひ活用してください。

製品情報や見積作成などもWebサイトで対応する

ここまでは、Webサイトを構築するための環境やツールをご説明してきました。一方、最近のWebサイトは単に情報を発信するためでなく、わざわざ問い合わせなくても、ある程度の情報を取得できるように、かなりの機能を盛り込む形になってきています。

いわゆるECサイトでは、必要な製品にたどり着くと購入に進むプロセスが必ずついているように、製造業や小売業の製品サイトでも、詳細な製品スペックや構成可能なオプションの選択、製品マニュアルや各種規制対応を証明するための関連ドキュメントまで、多くの情報をWebサイトでカバーしています。

また、簡易見積を利用者自身で確認する機能をつけることで、問い合わせをする煩わしさがなく、価格感が把握できたり、メーカー側も参考見積もりのためにわざわざ営業の方が対応しなくて済むなど、両者にメリットが出るような機能もよく実装されています。

製品情報をまとめるPIM(Product Information Management)CPQ(Configure Price Quote)など各社からソリューションも提供されています。

利便性を考えて、様々な機能を段階的に追加していくことで、利用者の満足度を高めていくことも大切なWebサイトのメンテナンスと言えると思います。

まとめ

本稿で紹介したツールは、営業支援型Webサイトを運用している企業なら当たり前に使用しているものばかりです。もちろん、企業によってはこうした機能を統合した専門ツールを使用している場合もあります。

以前まではコーポレートサイトは「企業の顔」などと言われていましたが、昨今では利用者の利便性や社内の業務負荷を軽減する分野まで、Webサイトの利用が高まっています。

ぜひ、色々なツールを活用して、営業支援ツールとして最適なWebサイト構築を目指してください。

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